資産として価値がある不動産とは

資産として価値がある不動産とは

土地や建物などの不動産は資産になりますが、売却するのが難しい場合には持て余してしまうこともあります。親が亡くなって相続で土地や住宅を受け継いだものの、そこに住む予定はないのでどうしたらいいか分からないということも増えているようです。不動産を持っていると税金なども支払わなければなりません。
では、資産として価値がある不動産とはどういうものでしょうか。まずは立地が重要です。駅から近い場所にある住宅であれば、賃貸に出しても借り手が見つかることが多いですし売却することもそれほど難しくはありません。その反対に駅から徒歩20分以上離れてしまうと、不便な場所にあるので敬遠されてしまいます。また、住宅のメンテナンス状況などもその価値に大きな影響を与えます。きちんとメンテナンスが行われてきた物件は、築年数が経過していても問題なく使用することができます。メンテナンスを怠っていると劣化が進んでしまうので、価値も損なわれてしまいます。

不動産を購入する際の手付金保証制度について

不動産の売買を行う際は多額の金銭が動くため、万が一トラブルが発生した場合は経済的なダメージも大きくなります。そのため、安全かつスムーズな取引ができるよう、いくつかの保全措置が設けられています。手付金保証制度もそのひとつです。
この制度は、不動産仲介業者を通じて不動産の売買契約を行う際、何らかの事情で契約がキャンセルになったにも関わらず手付金が返還されない場合に適用されるものです。業務を取り扱う特別法人にあらかじめ申請しておくことで、1000万円または売買価格の20％に相当する額のうちどちらか低い方の額を上限として、支払った手付金を代位弁済してもらえます。ただしこの制度を利用できるのは、不動産業者が業界団体で組織する指定のネットワークに加入している必要があります。また、対象になるのは個人の消費者が住宅及び居住用宅地を購入する場合に限ります。なお、民間の保証業者の中にも類似のサービスを提供しているところがあります。